先延ばしと戦う私の日々:サルとモンスターの頭の中

ライフハック

私の先延ばし癖

「先延ばし」――それは私たちの中に潜む永遠の敵(あるいは親友?)。
私は、幼い頃からこの“クセ”と向き合ってきました。例えば、夏休みの宿題。最初の数日間は「今年こそ計画的に!」と意気込んで、7月中に終わらせる計画を立てます。ところがどっこい、気づいたら8月30日。楽しかった夏休みも終わりが近づくと宿題地獄。最終週には必死に読書感想文を書き、自由研究のデータをでっち上げるのがお決まりです。

そして、ダイエットの先延ばしも止まりません。「今日は友人との会食があったからしょうがない」「今日は買い物に行けなかったからしょうがない」「今日は賞味期限が切れそうなお菓子があるから食べてしまおう」「今日は頑張ったからご褒美だ」と無限に言い訳が続き、気づけば体重が増えていました。皆さんもこんな経験はないでしょうか?

大学生になってからも、レポート課題を前日に慌てて書き、当日の締め切りぎりぎりに提出するのは、もはや私の日常。まさに「先延ばし生活」を送っている状態です。


先延ばしにも意外なメリットが!?

先延ばしと聞くと、どうしてもネガティブなイメージが浮かびますよね。「怠けている」とか「計画性がない」とか。でも、私はこう思うんです。先延ばしにも良い面があるんじゃないか、と。実際、Tim Urbanさんの動画では、先延ばしが“リフレッシュ効果”を生む場面もあると語られていました。たとえば、夕ご飯を楽しむ時間や友人とのおしゃべりなどです。

私自身も、先延ばしの間に得られるリフレッシュ効果を実感しています。例えば、レポートの締め切り前日、パニックで作業を始める直前に、なぜか部屋の掃除を始めてしまうんです。部屋がきれいになると、気持ちがすっきりして集中力が高まります。まあ、締め切り前にやるべきことではないんですけど(笑)。こんなふうに、今を楽しむことで気分転換ができるのも、先延ばしの“良い面”かもしれません。

そしてもう一つ、締め切り直前の「集中力の爆発」。追い込まれた状態では余計なことを考えず、驚くほど作業に没頭できます。これは先延ばし癖がある人に特有の“スーパー集中力”と言えるでしょう。

ただ、Tim Urbanさんが指摘していた「締め切りがない怖さ」には共感せざるを得ません。締め切りがあるタスクならば、焦りのモンスターが最終的に助けてくれます。でも、締め切りがない夢や目標に関してはどうでしょう?「いつかやろう」と思っている間に、気づけば時間だけが過ぎてしまう…。この話を聞いたとき、心にグサッと刺さりました。

人生が90年だとしたら、1週間はそのうちの1ブロック。思ったより少ないですよね。無限に続くと思いがちな人生も、こうして見るとあっという間に過ぎ去ることがわかります。だからこそ、夢や目標にも「締め切り」が必要だと感じます。

(人生を90年としたときに1週間の数のブロック)


先延ばしを直すために実践していること

先延ばし癖を直すにはどうすればいいのでしょうか?私は、この問題に悩みつつも、一つだけ実践している方法があります。それは「朝にその日のタスクを決め、スケジュールに落とし込む」ことです。これをやるだけで、サルが暴れ回る時間がグッと減りました。

例えば、朝の10分間で「今日は何を終わらせるか」を3つに絞ってリストにします。それを具体的な時間に割り振ることで、「今やるべきこと」が明確になり、ダラダラ過ごす時間が自然と減るんです。もちろん、サルが完全にいなくなるわけではありません。でも「やることが見える化」されると、サルも少しおとなしくなる気がします。(それでもまだスマホをいじって気づいたら30分もたっていた…なんてことは頻発していますが(笑))

実は、この方法を始めるきっかけになったのがTim Urbanさんの「人生カレンダー」です。人生90年を1週間ごとに1ブロックで表したあの図を見たとき、「このままじゃいけない」と心にスイッチが入りました。1ブロックを無駄にするか、大切に過ごすか――それを意識するだけで、1日1日の重みが変わるように感じます。

先延ばし癖を完全に克服するのは難しいかもしれません。でも、自分なりの方法で少しずつコントロールすることはできるはずです。あなたも「自分だけの締め切り」を作ってみませんか?

ちなみに、私自身、今月は「ブログを最低6投稿する」という自分だけの締め切りを作って頑張っています。大学生の視点から世の中に向けて発信することで、社会人の方や後輩の中高生に少しでも役立てたらと思っているからです。大学生が語るブログは、他にはあまりない貴重なものなのではないでしょうか。まだ始めたばかりで手探り状態ですが、応援していただけると嬉しいです!


まとめ:先延ばしと上手に付き合う方法

先延ばし癖を持っていることを自分だけのせいだと思わないでください。どんなに忙しくても、みんなが経験することです。大切なのは、完璧を求めるのではなく、「自分なりに改善していく」という意識を持つことだと思います。

私自身、まだまだ「サル」の存在に悩まされることもありますが、少しずつでも進んでいる実感が大事だと思うんです。完璧な方法は存在しませんし、先延ばしをゼロにすることも難しい。でも、自分のペースで改善していけば、どんどん生産的で充実した日々に近づけるはずです。

あなたも、ぜひ「自分だけの締め切り」を作って、少しずつ前に進んでみてください。完璧なスタートは無理でも、毎日の小さな一歩が大きな違いを生むはずです。

私も、これからも「自分の方法」を探し続けながら、ちょっとずつ前進していきます。あなたも一緒にがんばりましょう!

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